本会は、日本に滞在するドイツ語を日常語とする婦人と、日本婦人を会員とし、語学 力の多少、海外滞在経験の 有無にかかわらず、日常生活に密着した活動を通して、異なる文化を互いに理解しあい、国際交流を地域社会に広めることを目的として、1988年に発足しま した。
始まりは、1982年7月22日のライニッシェ・ポスト新聞のデュッセルドルフ版 に掲載された、独日交流会 発信の小さな記事です。日本女性との交流を希望するドイツ人女性を求めるものでした。ラティンゲンに住む一人のご婦人がその呼びかけに応じてくださり、定 期的なお茶会が開かれました。 数年後、メンバーが日本に帰国してからは、同じアイデアを日本に住む、ドイツ語圏の外国人との交流に生かそうと、現在の「アム・ブルンネン」を設立しまし た。 お正月やクリスマスのパーティー、料理、生け花、コーラス、小旅行等を通じて交流をはかり、現在に至っています。また、地域との交流活動も積極的に行って います。
グループ名は、日本語の「井戸端会議」のドイツ語訳 ?der Klatsch am Brunnen“ にもとづくものです。以前、女性達は洗い物をしに井戸端に出かけていき、そこでおしゃべりをしながら情報交換をして、親睦をはかったものです。 私達の会も同様の考えから、つまり、普段の情報交換とお互いの助け合い、そしてそこから生まれる友情を育てる気持ちから出発いたしました